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お布施その1…意味
2014/11/24
御布施は読んで字のごとく「布を施す」と書きますがなぜなのでしょうか?
どのくらい前の話かは分かりませんが…仏教発祥の地インドでこんな逸話が残されています。
インドの僧侶がいつもの様に各地をまわって説法していました。
有難いお話を聞いた人々は感謝の意味を込めて、僧侶に対して食べ物や金品などを施していました。
そんな中、ある貧しい家を訪れた際に、「とてもありがたいお話を頂きましたが、家が貧しくこんなものしか差し上げられません」…と薄汚れた布を差し出されます。
僧侶はこの「施してもらった」「布」を縫い、つぎはぎだらけの袈裟をつくった…これが「お布施」元だと言われています。
そもそもお布施と言うのは「見返りを求めずに施す」という事です。
つまり、葬儀のお布施は法要と言うのは僧侶の「労働に対する対価」として支払うのではなく、「寺院や本尊に対して財を施す」…
…と言うのが本来の考え方なんですね。
他の宗教でも同じような考え方はあり、
神道では神社に対して「御祭祀料」
キリスト教では教会に対して「献金」
牧師や神父に対しては「謝礼」
…といった具合です。
これらはあくまで「志」が前提ですが、最近では信仰心と言うよりもビジネスになっているように感じますよね!
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