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葬儀社がご遺体を取り違える
2014/12/20
先日所沢警察署で遺体の取り違えがあった…と言う記事を書きましたが、今度は同じ所沢市で葬儀社がやってしまいました…
葬儀社A社の所沢葬祭センターが今月6日、高齢の男性の遺体と女性の遺体を取り違え、女性の遺族のもとで誤って火葬されるミスがあったことが18日、同センター運営会社などへの取材で明らかになったそうです。
A社は両遺族に謝罪。男性の遺族は葬儀を中止し、女性の遺族も当然葬儀をやり直したそうです。
…いや、これはひどい
A社によると、職員2人が霊安室に安置中の女性の遺体と間違えて男性の遺体を搬出。女性の遺族に届けたそうです。
で…男性の遺体は9日午前、所沢市斎場で火葬…完全にやってしまいました。
同日午後5時ごろ、同県にあるA社系列の葬祭センターで男性の通夜の準備をしていた遺族が、全く知らない女性が安置されているのに気づき大問題に!
男性遺族のもとには火葬された遺骨が届けられたそうですが、遺族は「本人のものなのか分からない」として受け取りを拒否。遺骨は現在、A社で保管しているそうです。
まぁこんな間違いをされたらその遺骨自体も本物かどうか疑っちゃいますよね。
A社によると、霊安室の遺体には全てに名札を付けているが、2人の遺体には名札がなかったそうです。A社は問題発覚後、男女で色分けした名札を付けるなどの対策を行っており、「二度とこのようなことがないよう、お客さまの立場でのサービス提供を心がけたい」との事。
男女で色分け…根本的な解決にはなっていないような気がしてしまいます。
葬儀社を運営している以上他人事ではないこの事件。名札を色分けしたり決まり事をつくってハード面を強化することはもちろん大事ですが、本当に大事なのはソフト面…各葬祭ディレクターがしっかりと葬家の立場にたってご家族や故人様に接していればこんな事は起こらなかったのではないでしょうか。
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