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薬物使用による死亡者数
2015/02/07
「薬物…だめ!ゼッタイ!」
良く見るポスターです…が、本当にダメです!絶対に使用してはいけません。
近年「危険ドラッグ」による痛ましい事故が増えています。ニュースで泡を吹いて倒れている人や警察に捕まってヘラヘラ笑っている危険ドラッグ使用者を見ると、なんでこんな恐ろしいものに手を出してしまうのか?…と不思議に思います。
「少しくらいなら」「痩せたい」「友達もやってるから」…等々、様々な理由があるかと思いますが、どんな理由にしても思慮深さを欠いているとしか言えません。
この「危険ドラッグ」ですが、2000年代半ばまでは「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」という名称で呼ばれていました。
これらは法律の規制をかいくぐる為に皆さんも聞いただけですぐに「危険だ!」とわかる「大麻」「覚せい剤」等の薬物の成分を少しだけ変えて、ハーブやお香、アロマ、入浴剤として売っているんですね。
私も2000年代半ばごろに都心の繁華街で堂々と「合法ドラッグ」と看板を立てて売っている風景を何度か目にしたことはあります。
当然「合法」のわけがありません…成分が次々と変わることで法規制が間に合っていなかった「だけ」ですね。
そしてこの危険ドラッグによる死亡者数が2014年には前年の10倍以上に増えているんです。
2012年…8人
2013年…9人
2014年…111人(11月までのデータです)!!!!
この111名のご遺族はいったいどんな思いでいるのでしょうか。もしかしたら薬物を使用した本人よりも辛い日々が待っているかもしれませんし、友人や親族を呼んでの葬儀なんて出来ないのではないかと思います。
※きっと火葬だけして通夜式告別式はやらないんじゃないかなぁ…
薬物で自分だけが苦しむのならまだしも、残されたご遺族に迷惑をかけ、周りの人をも危険にさらす…自分の息子(まだいませんが(笑))が薬物で命を絶ったら、私は墓石に「おろかものの墓」と掘ってやりますね!
…って、んなこたないか
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