「葬祭ディレクターの独り言」は葬儀のあれこれを紹介します。

昨日は祝日…そう、建国記念の日でした。

「休みだ！やっほー！」…とは思っていても、どれだけの人が建国記念日だとわかっていたんでしょうか？

意外と気にしてなかったなんて方も多いんじゃないでしょうか？

でも建国記念日って他の国では結構なお祭り騒ぎだったりするんですよね…日本は全然盛り上がっていない方みたいです！
※実際建国記念日だから何かしてる…って人はあまり見ませんよね？

その名称は各国それぞれ違い、革命記念日、共和国記念日、解放記念日など…その呼び名は様々ですが、なかでも最も多いのが「独立記念日」ですね！

理由に関しては様々ですが、その多くが欧州の植民地支配からの独立の日とされています。

皆さん意外と知らないかもしれませんが、日本は世界的に認められた世界最古の国家だって知ってましたか？ギネスにも認定されてるんですよ！（因みに次に古いのが以前も皇后様がご葬儀に参列された事で紹介したデンマークです）

他の国は他国の侵略にあったりなんだりで、その都度消滅したり誕生したりを繰り返してますね。

もともと日本の神話上では紀元前660年2月11日に建国されており、戦前まではその神武天皇が即位した日を日本の建国された日（紀元節）として祝っていましたが、戦後に占領軍 (GHQ) の意向で祝日から削除されたんです。

その後「紀元節」を復活させようという動きが高まり、建国を記念するための祝日を設けることになったとの事。

…で、「紀元節」から「建国記念の日」に改正され、1966年(結構最近ですね)に国民の祝日に認められ翌年から現在に至るわけです。

…もっとも古い歴史を持つ国…誇らしいじゃあありませんか！

これも自分の親や祖父母を含め、いったいどれだけ葬儀をやれば良いんだ！って位の多くの先人たちの努力の上に現在があるんですね！

なんだか長くなった上にあまりまとまりませんでしたが、今まであまり意識していなかった方は2月11日に「あっ！建国の日だ！」ってちょっと考えるだけでもご先祖様が喜ぶような気がします。