「葬祭ディレクターの独り言」は葬儀のあれこれを紹介します。

国産の良い墓石を買ったりすると何百万しますし、そもそもお墓のあの小さな区画を買うだけでも都心部なら何百万普通にしちゃったりします。

でも高いお墓を買ったからと言ってそれが永遠に劣化しないわけでもありません。

もちろん墓石は大理石などに比べても吸水率が低く硬度が高くて耐久性に優れていますが、一年中雨風にさらされて直射日光を浴びていればそりゃ劣化もします。

墓石はだいたい50年ぐらいで表面がざらざらし変色しますが劣化の進行を遅らせることはできます！

それは単純…お墓参りする事です！

…いやいや霊的に「ご先祖様が喜んで進行が遅れる」とかそういう話ではありません。

お墓参りに行くと必ずお墓の掃除をしますよね？…えっ、しない？…まぁほとんどの方がすると思います。

新しい墓石は綺麗に見えても実はカビやほこりが沢山付着しています。特に都市部のお墓は排気ガスなどで黒い油汚れが沢山ついているんですね。
※うちのお墓は車の通りが多いところにあるんで心配です

だからできる限りでマメにお墓参りをして「正しく」掃除をしてあげましょう。

「正しく」というのは例えば…墓石を洗う時はたわしなどざらざらしたものでは逆に傷ついてしまうので、スポンジの様な柔らかいもので磨いてあげます。また、水分も劣化を早める原因ですので、磨いたらちゃんと拭いてあげましょう。

たまに「お父さんお酒が好きだったからかけてあげましょう…」なんて方もいらっしゃいますよね？もちろん存分にかけてあげてください！…ただし糖分を含んだ飲み物等は水よりさらに良くないのでこちらもかけた後はしっかり拭き取って帰ることが大事ですね。

皆さんは最近お墓参り行きました？