「葬祭ディレクターの独り言」は葬儀のあれこれを紹介します。

バスケットならマイケルジョーダン…
サッカーならペレやマラドーナ…
レスリングならカレリン…
様々なスポーツにレジェンドと呼ばれる選手たちがいます。

故人を偲んでの第2弾はラグビー界の伝説ジョナ・ロムーさんです！

昨年のラグビーW杯…これまで一時期の人気も下火気味だったラグビーですが、日本代表の大活躍で一躍注目をあび、今や社会現象といっても良いような状況になっています。

そのラグビーW杯で優勝したのが、世界最強と謳われるニュージーランド代表のオールブラックスです。

おそらくラグビーを少しでも知っている人にオールブラックスのレジェンドと言えば？…と聞けば、最も多く出てくる答えがジョナ・ロムーではないかと思います。※…もしくはリッチーマコウ？

そのロムーが昨年11月18日に40歳の若さでこの世を去りました。W杯では元気な姿で観戦していましたが…持病の腎臓が悪化しての急死だったそうです。

現役時代から196cm、115kgの巨体でありながら、その快速を活かし、トライゲッターのウィングというポジションで活躍しており、『暴走機関車』『空飛ぶ巨像』なんて呼ばれていたんですね。

ロムー選手の葬儀にはロムーを愛する多くのファンやオールブラックスの新旧代表、そして家族によって見送られました。

マオリ族伝統の『ハカ』で見送られた葬儀はニュージーランドのイーデンパークで行われ多くの人々に在りし日のロムー選手の姿を思い起こさせたのではないでしょうか。

安らかなるご冥福をお祈りします。