「葬祭ディレクターの独り言」は葬儀のあれこれを紹介します。

この流れで行くと幽霊も信じていないって話になりそうですが、実はこちらは信じています。

私自身みたことがあるから…信じるも何もないんですね。

1回目は実家近くの墓地の近くで27歳くらいの時にみましたが、信号待ちをしているタクシーのサイドブレーキがあるような中途半端な位置に女性が乗っていました。もちろん空車…信号を渡って別方向から見ると女性は消えていました。

一人なら見間違いかと思いますが一緒に歩いていた今の嫁も同じものを見ていた為、これは間違いない…と

まぁその後に初めて幽霊を見たことに興奮していろんな知人に「幽霊出た」と電話していた私を「不謹慎」と叱責した嫁のほうがよっぽど怖かったんですけどね。

2回目は良く幽霊が出ると噂がある埼玉県の某火葬場にある式場…ここはあまりに出すぎるため式場自体は使えるのですが、２階のお清め室は完全封鎖されてるんですね。

そんな噂も何も知らなかった私は葬儀の準備の際、お清め室の引き戸が空かないため、引っ張ってみたり覗いてみたりしたんですが開かずじまい。

外で別の作業をすることにしたら、式場の中に急ぎ足で入っていく女性がいました。時間も開式にはまだまだ早かった事もあり、御葬家かな？と思って「〇〇家様ですか～？」と式場に入っていったのですが誰も人がいないんです。

後で返礼品屋さんに「古賀さんそれ見ちゃいましたね…」と言われてやっと幽霊だったとわかったんですね。

今現在その斎場は老朽化により改修工事が入って綺麗に生まれ変わっているところです。

幽霊の存在に関しては日本人の2人に1人が信じているという調査結果もあるようですが、皆さんはどうでしょうか？

いつも葬儀社として疑問に思っているのは、そもそもなんで幽霊になるのか？悔いがあるから？伝えたいことがあるから？しっかりと葬儀をして供養をすれば幽 霊にならずに成仏できるのか？逆にしっかり葬儀・供養しなくても本人が満足していれば成仏するのか？お墓をつくったらそこに魂は宿るのか？死んだ場所に宿 る事は無いのか？

…まぁそんな事を色々と気にしだしたら葬儀社として皆様の御葬儀をする意味さえどうなんだろう…なんて思っちゃいますが…

死後の世界なんて死んでみないとわからないですよね…

次回は3.11…東日本大震災で目撃談が多数あるという心霊現象について取り上げたいと思います。