「葬祭ディレクターの独り言」は葬儀のあれこれを紹介します。

ただ、ペットブームの陰で、ファッションとして飼ってしまったがために、自分勝手に捨ててしまう心無い飼い主がおり、捨てられてしまう動物たちが多くいることは大変残念なことです。

ともあれ、大多数の飼主さんに愛されているペット達で、その位置づけも「家族」であるため、最近ではしっかりとした葬儀や火葬を行う方も増えてきています。

場合によっては人間と同じようにご住職に読経していただく普通の葬儀もあります。

…で、驚くのが火葬場！

ペット用の火葬場は、東京、埼玉、神奈川、千葉どこにもあるのですが、移動式のペット用火葬場もあるんです。

知ってましたか？

これは普通自動車や軽自動車に無煙無臭の火葬炉を取り付けて移動するタイプの火葬炉で、基本的に24時間飼主様のご都合に合わせて伺わせていただき、供養が出来るシステムです。

火葬ができるってことは埋葬もできるので、ペット用の霊園も最近は増えています。

大事なご家族として生活されている方にとっては、供養の選択肢が増えて良い環境になってきているように思います。